「これから転職活動を始めたいけど、失敗しないために事前に情報を知っておきたいな。でもネット上ではありきたりな内容しか書いていない…。実際に転職活動をしている人の意見を聞きたいな。」
今回はこのようなお悩みをお持ちのあなたに向けた記事です。
転職活動には実際に行動してみないと分からない事実が多くあります。
本記事の内容を参考にするだけで
転職活動における失敗談を事前に確認することで、納得のいく転職活動を実現する一助とする
ことができますよ。
今回は実際に「私の実体験ベースで」お伝えしますので、信憑性の高さには自信があります。
今後のキャリア形成を図っていくにあたり、失敗したくない方にぜひご一読いただきたい記事です。
転職活動で陥りやすい失敗事例10選の内訳
先に転職活動において陥りやすい失敗事例をランクアップ形式でまとめていきます。
尚、順位は「重要度の高さ」という観点から独断と偏見で決めていますので、あらかじめご了承ください。
✔️陥りやすい失敗事例10選
- 10位: 「非公開求人」について転職エージェントと求職者の認識が異なる
- 9位: 終始面接が穏和に進み、手応えを感じてしまう
- 8位: Web面接のコツを抑えられていない
- 7位:面接準備の対策範囲が狭い
- 6位: 台本通りの完璧さを追い求める
- 5位: 他の選考状況を聞かれた際、幅広い職種を検討していると回答してしまう
- 4位: 転職理由を正直に話してしまう
- 3位: 「未経験歓迎」に期待する
- 2位:エージェントに頼りきりになる
- 1位: 面接で主張しすぎてしまう
それでは、次項でこのような結果を導いた理由を明示した上で、行うべき対策についても述べていきたいと思います。
転職活動における失敗事例と判断した理由と行うべき対策
ここでは、私の過去の経験談から失敗事例と判断した理由と行うべき対策について述べていきます。
10位:「非公開求人」について転職エージェントと求職者の認識が異なる
✓理由
非公開求人と聞くと企業のコーポレートサイトに募集要項がない求人を思い浮かべますが、担当アドバイザーが口にする非公開求人は
自社の求人検索サイトに公開されていない求人
である場合が多いです。
そのため、非公開求人の恩恵に預かろうと転職エージェントに登録しても、どれも直接応募できる求人ばかり紹介されたというケースになりかねません。
✓対策
何を持って非公開と呼んでいるのかについて担当アドバイザーに確認をとるべきです。
併せて、Web上で募集していない求人も紹介していただくよう打診してみてください。
9位:終始面接が穏和に進み、手応えを感じてしまう
✓理由
全体を通して回答に迷う場面がなく面接を終えられると手応えがあると感じてしまいがちですが、要注意です。
面接官側からすると知りたい情報が無かったため、掘り下げて質問する必要がなかったとも捉えられます。
そのため
「仲間として受け入れる候補者」から「お客様」になり、対応が丁寧になった
可能性があるのです。
つまり、企業イメージが悪くならないよう取り繕っています。
✓対策
自身の経歴を褒められると気分が高揚してしまいますが、謙虚に対応しましょう。
調子に乗ってアピールし過ぎてしまうのは避けるべきです。
8位:Web面接のコツを抑えられていない
✓理由
最近はコロナウイルス感染拡大を鑑み、zoomやSkype等でWeb面接を取り入れる企業が増えています。
Web面接は交通費もかからず、時間的なコストもかからないことが利点ですが、回線速度・音声のボリューム・カメラの位置等気を配る必要があります。
そのため、入念な準備をしておかないと面接官の印象が悪くなってしまうリスクがあります。
✓対策
友人や家族に頼み込んで、テスト通話をしてみることをおすすめします。
特にカメラの角度、音声のボリューム、背景等を念入りにチェックしてみてください。
詳しくはこちらをご覧ください。
7位:面接準備の対策範囲が狭い
✓理由
特に若手に顕著に見られますが、高校時代や大学時代の内容を聞かれることがあります。
まだ社会人経験が浅く、ベテランと比較すれば質問内容が限られてくるからです。
そのため、新卒の就活で聞かれた内容をぶり返してくるはずがないと割り切ってしまうと、痛い目を見ます。
✓対策
若手の方であれば、高校時代・大学時代に頑張ったことを整理しておくことをおすすめします。
大学を選んだ理由についても準備できれば尚良いです。
6位:台本通りの完璧さを追い求める
✓理由
面接準備として想定問答をしっかりと作り込んでいる方が陥りやすい傾向にあります。
一言一句間違えないように思い出していくという作業を本番でやってしまうと、面接官から不自然だと思われてしまいます。
面接官は多くの候補者を担当してきているため、目線や伝え方から見抜かれてしまうのです。
✓対策
思い出す作業を行わずとも、瞬時に回答できるくらいまでロープレを繰り返してください。
具体的な方法については以下で述べています。
5位:他の選考状況を聞かれた際、幅広い職種を検討していると回答してしまう
✓理由
「自身の可能性を潰したくないため、幅広い職種を見ています」と過去の私は回答していましたが、これも避けるべきです。
転職の軸が一貫せず、ブレていると判断されてしまいます。
✓対策
事実、幅広い職種にエントリーしていたとしても、企業ごとに回答を絞ることをおすすめします。
例えば応募職種がWebマーケティングであれば
「他にどのような職種を見ていますか」
「広告運用とWebコンサルタントを中心に見ています」
と答えるべきです。
4位:転職理由を正直に話してしまう
✓理由
中途面接においては鉄板の質問ですが、「キャリアアップしたい」等の前向きな理由でない限り、本音で話すと面接官に不信感を与えてしまい、面接での通過率が悪くなります。
✓対策
多くの場合は「待遇が悪かった」「人間関係が悪かった」等のマイナスの理由で転職を決意しますが、事実と乖離しない程度に前向きな内容に作り込んでください。
詳しくはこちらをご覧ください。
3位:「未経験歓迎」に期待する
✓理由
転職活動における「未経験歓迎」は歓迎していないことがほとんどです。
ニュアンスとしては、
「未経験者でも可」
が正しいです。
そのため、未経験者の枠に経験者が流入してくれば、相対比較で未経験者は落とされます。
✓対策
基本的に企業は実務経験を重視しており、即戦力を求めていることを忘れないでください。
そのため、異職種への転職を考えている場合は、ポテンシャル求人に複数社応募することをおすすめします。
2位:エージェントに頼りきりになる
✓理由
書類添削や面接対策を確実に進めていくために利用するべきですが、応募する際は注意が必要です。
企業担当(RA)による絞り込みにより書類通過率が下がるからです。
「企業担当(RA)とは何ですか。」
企業との選考日時の調整や求人企業を開拓するポジションです。
詳しくはこちらをご覧ください。
また、書類がお見送りになった際の文言は「他候補者との比較」が大多数を占めており、具体的なフィードバックを貰えません。
✓対策
転職エージェントで検索した求人および担当アドバイザーから紹介された求人はタッチポイントとして利用して、基本的には「直接応募」を心掛けてください。
詳しくはこちらをご覧ください。
1位:面接で主張しすぎてしまう
✓理由
聞かれていないことまで回答してしまい、自己満足してしまうパターンです。
主張しすぎてしまった事実に気づかず手応えがあると過信することは危険です。
✓対策
面接とは自身のプレゼンテーションであると同時に相互コミュニーケーションです。
そのため、聞かれた質問だけに対して結論から簡潔に回答しましょう。
一般的に説得力が高いとされている回答は以下の通りです。
- 結論を述べる
- それを裏付けるオリジナルエピソードを述べる
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今後のキャリアを決める重要な局面ですので、これらの情報を知らずに損をしてしまうのは勿体ないです。
これらは私の経験談を元にした失敗例ですので、ぜひ反面教師にしていただき、万全の体制で転職活動を進めてください。
あなたの転職活動が成功することを祈っています。
本ブログでは、私の実体験を通じて得られた「生きた転職情報」をお届けしています。
他の転職記事では企業側から委託されたアフィリエイト案件が多いため、事実に基づいた情報にリーチするのは難しい状況となっています。
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