「ネット上では転職エージェント比較や口コミがありふれているものの、順位付けの根拠に乏しく、どれも具体性に欠ける…。リクルートエージェント に特化した体験者レビューを知りたいな。」
今回はこういった疑問にお答えします。
本記事の内容を参考にするだけで
リクルートエージェントを利用するべきかどうかを判断する一助とすること
ができますよ。
実際に私も本記事の内容を意識した上で転職活動を継続していますが、今では効率的に利用することができています。
リクルートエージェントを利用するべきかお悩みの方にぜひご一読いただきたい記事です。
- リクルートエージェントとは
- リクルートエージェントの評判をメリットとデメリットを挙げて解説
- メリット①: 他エージェントと比較した際の求人数が最多。
- メリット②: 幅広い年齢層を対象にしている。
- メリット③: 企業ごとに履歴書を送付する手間が省ける。
- メリット④:職種未経験でも、効果的にアピールするために必要な書類添削を受けることができる。
- メリット⑤: 面接対策のセミナーが別途専任講師の元行われており、参加費は無料。
- デメリット①: 優先度の低い求職者は返信が遅くなる傾向にある。
- デメリット②: 重要な連絡でも翌日まで待たされるケースがある。
- デメリット③: 求人紹介および書類の合否連絡に自動送信システムを用いており、手抜き。
- デメリット④: アドバイザー(CA)経由でエントリーしても、企業担当(RA)により極端な絞り込みがされる。
- デメリット⑤: 企業担当も(RA)も基本的に流れ作業。
- リクルートエージェントを使うべき求職者
- リクルートエージェント利用に関するよくある質問
- まとめ
リクルートエージェントとは
リクルートエージェント とは、株式会社リクルートキャリアが運営する転職エージェントサービスです。広告でも「求人数No.1」や「転職実績トップクラス」と頻繁に見かける通り
現状では日本最大手の転職エージェント
となります。保有している求人数では、2020年現在、30万件にものぼります。
また、一般的にWeb上では公開されていない「非公開求人」を保有していることは転職エージェントの強みであると言えますが、リクルートエージェントはその保有数が突出しており、幅広い選択肢から求人を選定することができます。
但し、転職エージェントはあくまで転職手段の一つに過ぎず、依存しすぎてしまうと良い結果を望むことができません。その理由を「メリット」と「デメリット」の観点から解説していきたいと思います。
リクルートエージェントの評判をメリットとデメリットを挙げて解説
ここでは、私が実際に求職者として利用してみて判明したリクルートエージェントのメリットとデメリットを公開していきます。
✔️メリット
- 他エージェントと比較した際の求人数が最多。
- 幅広い年齢層を対象にしている。
- 企業ごとに履歴書を送付する手間が省ける。
- 職種未経験でも、効果的にアピールするために必要な書類添削を受けることができる。
- 面接対策のセミナーが別途専任講師の元行われており、参加費は無料。
✔️デメリット
- 優先度の低い求職者は返信が遅くなる傾向にある。
- 重要な連絡でも翌日まで待たなくてはならないケースがある。
- 求人紹介および書類の合否連絡に自動送信システムを用いており、手抜き。
- アドバイザー(CA)経由でエントリーしても、企業担当(RA)により極端な絞り込みがされる。
- 企業担当も基本的に流れ作業。
メリット①: 他エージェントと比較した際の求人数が最多。
前項でも触れましたが、他の大手エージェントと比較しても扱っている求人数が最多です。2020年現在、公開求人を15万件以上、非公開求人を16万件以上保有しています。
メリット②: 幅広い年齢層を対象にしている。
例えば、大手エージェントの株式会社パソナでは40歳〜50歳の転職に強く、株式会社MAPでは20〜30歳の転職に特化していますが、リクルートキャリアでは幅広い年齢層に対応しています。
メリット③: 企業ごとに履歴書を送付する手間が省ける。
これは他のエージェントにはない仕組みで、履歴書の代わりに「キャリアシート」に必要事項を記載するだけで、企業ごとに履歴書を作成する必要がなくなります。ゆえに、最短でエントリーすることができます。
メリット④:職種未経験でも、効果的にアピールするために必要な書類添削を受けることができる。
私のような若手で未経験を希望している求職者であっても、効果的にアピールするためにはどうすれば良いか具体的にアドバイスを頂くことができます。
しかし、これは提案の質が高いアドバイザーが担当につけばの話で、私自身納得のいくアドバイザーに当たるまで2回担当を変えています。
極論、比較されるべきはエージェント単位ではなく「アドバイザー単位」であることを忘れないでください。
メリット⑤: 面接対策のセミナーが別途専任講師の元行われており、参加費は無料。
リクルートエージェントに登録して間もない時期に無料セミナー『面接力向上セミナー』への招待が送られてきます。私の場合は、東京の銀座で開催されました。自己PRや志望動機等の基本的な対策をリクルートキャリア社独自の独自のテキストを通して学ぶことができます。
デメリット①: 優先度の低い求職者は返信が遅くなる傾向にある。
一人のアドバイザーに対して、対応する求職者の人数が多い傾向にあります。また、基本的に求職者を「売り込む商品」としか見ていないため、求職者ごとにランク分けがされています。そこで、どうしても内定まで時間がかかりそうな求職者は対応の優先度が低くなってしまいます。
デメリット②: 重要な連絡でも翌日まで待たされるケースがある。
特にリクルートエージェントでは、担当アドバイザーが頻繁に年休を取得します。そのため、重要な連絡でも翌日まで待たされることがあります。尚、担当アドバイザーが対応できない場合はアシスタントから定型文で返信がきます。
デメリット③: 求人紹介および書類の合否連絡に自動送信システムを用いており、手抜き。
初回は担当アドバイザーより手動で求人を紹介されますが、以後は自動送信メールでの対応になります。自動送信メールの場合、希望とは外れた求人が送られてくることも頻繁にあります。
また合否メールも、あらかじめ定型文をシステム側に登録しておき、企業側から合否の連絡が届けばそれを横流しできる仕組みにしています。そのため、お見送り理由が「他候補者との比較の結果」に終始しており、面接時のどの受け答えがダメだったのか明確にされません。
デメリット④: アドバイザー(CA)経由でエントリーしても、企業担当(RA)により極端な絞り込みがされる。
どのエージェントでも同じ仕組みですが、特にリクルートエージェントの場合は、応募書類が企業側の人事に届くことなく、企業担当により落とされるケースが非常に多いです。このあたりは以前の私の記事でも述べておりますので参考にしていただければ幸いです。
デメリット⑤: 企業担当も(RA)も基本的に流れ作業。
書類選考通過後は、企業担当とやり取りすることになりますが、面接の選考日時を誤って送付してきたことがありました。それにより、面接日が後ろ倒しになり、企業側と私双方に迷惑がかかったという経験をしています。
リクルートエージェントを使うべき求職者
これらの理由から、リクルートエージェントを使うべき求職者は
✓年齢相応のキャリアを積んでおり、キャリアアップを望んでいる方
になります。
これまで私自身、多くのエージェント利用体験談に目を通しましたが、共通していたのは、十分なキャリアを積んでいる方ほど満足度が高かったということです。
最近の比較サイト等は、事実と反して評価や順位を恣意的に変えられている可能性があります。信頼できる情報を収集するのも一苦労ですので、実際にリクルートエージェントに登録してみることをおすすめします。こちら から無料で登録できますので、試しに登録してみてはいかがでしょうか。
リクルートエージェント利用に関するよくある質問
ここでは実際にリクルートエージェントを利用するにあたりよく質問される内容に対して回答していきます。
✔️質問内容
- 転職エージェントから利用を断れられることはありますか。
- リクルートエージェントとリクナビネクストは何が違うんですか。
- 非公開求人を求人検索から探すことはできますか。
- 相性の合わない担当アドバイザーを変えるためにはどうすればいいですか。
「転職エージェントから利用を断れられることはありますか。」
場合によってはあります。例えば職歴に空白期間が一年以上あると、断られた事例もあります。とはいえ、転職エージェントを使うことだけがすべてではなく、私の場合は直接応募および転職サイト経由での応募の方が書類通過率が高かったので、こちらをおすすめします。
また、同じく大手転職エージェントである【パソナキャリア】 であれば、断られる可能性が低いです。
実際に私は異職種への転職を希望しており、退職後6ヶ月以上のブランクが空いておりますが、希望の求人を頂いております。
気になった方はぜひ、登録してみてください。
「リクルートエージェントとリクナビネクストは何が違うんですか。」
リクルートエージェントは専属のアドバイザーがつき、書類添削・面接サポート・企業との斡旋をしてくれるのに対して、リクナビネクストは求人検索およびエントリーするための転職サイトです。そのため、リクナビネクストの場合は、アドバイザーからのサポートを受けることができず、基本的には個人での作業になります。
「非公開求人を求人検索から探すことはできますか。」
できません。公開求人は専用のアプリから探すことができますが、非公開求人はアドバイザーから紹介されるものです。尚、アプリは以下からダウンロードすることができます。
「相性の合わない担当アドバイザーを変えるためにはどうすればいいですか。」
メール上もしくは電話で直接アドバイザーに連絡し、担当を変えてもらうよう依頼しましょう。もしアドバイザーが引き下がらないようであれば、「直接貴社代表電話番号に変更依頼をかけます」と伝えればOKです。
まとめ
リクルートエージェントは人を選びますが
先述した内容を意識した上で、あくまで「一手段」として利用する
と効率的な転職活動を実現することができます。
転職エージェント、転職サイト、そして直接応募をうまく組み合わせれば納得のいく結果を残せるはずですよ。
あなたの転職活動の成功を願っています。
尚、本記事の内容はYouTubeチャンネルでも分かりやすく説明しておりますので、お時間のある方は参考にしていただければ幸いです。