みーくんの思考世界

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【転職/面接】志望動機はもはや準備しておく必要がない!

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どうも、みーくんです。
早いもので2月も下旬に差し掛かり、心地良い気候になってきました。私事ではありますが、昨年までに一段落させておきたかった転職活動も、気づけば3ヶ月半を過ぎています。新卒入社の4月までには何とか滑り込みたいものです。
今回は実際に私が経験した面接を振り返り、頻繁に質問されるテーマを整理してみたいと思います。皆様の参考になれば幸いです。

 

中途面接では新卒時代とは異なる対策が必要

転職活動を視野に入れている方、またはこれから始める方の懸念事項として、面接での質問内容が挙げられるかと思います。厳しい書類選考を通過してから臨む場ですので、できる限り想定質問を洗い出し、事前準備を万全にしていきたいものですよね。
新卒時代の面接で場慣れしていると自負している求職者さんも多いと思いますが、そういう方こそ実は注意が必要です。何故なら、新卒と中途では選考での判断軸が大きく異なるからです。

新卒の就活ではビジネス現場での実務経験が皆無です。(就業型インターンで1ヶ月ほど経験を積んできた場合は除きます。)そのため、選考において重要視されるのは、スキル面ではなく人物面であり、会社の理念への共感、入社への意欲が見られている場合が多いです。が、中途面接では「実務経験」がすべての世界になります。

つまり、候補者が持っている強みは何なのかを多角的な質問によって洗い出し

 

自社の即戦力となり得るのか

 

を中心に探っていきます。

このように、採用側の立場から求められているニーズが異なっている以上、新卒と中途で面接での質問内容が大きく乖離することになります。その具体例を次項で説明します。

 

質問例と頻出度

ここでは、転職者としての私の経験を元に、各質問に関する頻出度を整理していきます。但し、これはあくまで個人的な経験談に過ぎず、「一部を全体」と解釈することは危険であることをご承知置きください。

参考までに私のステータスを挙げますが、「20代、大学卒業後そのまま法人営業職3年、現在は退職済」となります。

 

自己紹介をお願いします

新卒での頻出度:高
中途での頻出度:中

この質問は新卒ではよく聞かれた方も多いのではないでしょうか。一般的な転職サイトではここが勝負の分かれ目であり、自身の強みを効果的にアピールできるフェーズであると説明されています。が、中途ではあまり聞かれることがありませんでした。割合としては2割程度ですね。

中途面接は場所、そして人件費をかけて行うコストのかかる作業であるため、短時間で候補者の強みを知る必要があり、自己紹介は履歴書を見れば分かるというのが本心なのでしょう。

 

高校時代に精力的に取り組んでいた事とその理由を教えてください

新卒での頻出度:中
中途での頻出度:中

新卒ではいわゆる「ガクチカ」と呼ばれている学生時代に力を入れたことを聞かれる場合が多いですが、高校時代を聞かれるパターンは珍しいといった具合でした。

ならば、中途では尚更聞かれないのかと思いきや、意外と聞かれることが多かったです。これは私がまだ若手であるからこそ聞く余裕があったのかもしれません。

ここで見られているのは「何故それを頑張る必要があったのか」という判断軸です。

 

大学時代はどのようなことを学ばれていたのでしょうか

新卒での頻出度:高
中途での頻出度:中

新卒ではもはや鉄板の質問です。

そのため、中途で尚更話す必要があるかと思われがちですが、これもまた質問されることがあります。

候補者の興味関心を洗い出し、そこから深掘りすることによって人物像を判断する際の参考にしています。

 

前職の志望動機を教えてください

新卒での頻出度:無
中途での頻出度:高

ここから中途面接らしくなってきます。

この質問の意図は、「候補者の価値観と判断軸を洗い出す」ことと、後述する「転職理由との一貫性があるかどうか判断する」ことです。

 

前職で工夫されたことを教えてください

新卒での頻出度:無
中途での頻出度:高

この質問も頻出です。これは、困難に立ち向かった際、どのように解決していったのかという「プロセス部分」が見られています。

どうしても成果をアピールしがちですが、企業が見ているのはどのように打開策を立てたのかという部分ですので、混同しないように注意してください。

 

在職したまま転職活動をしなかったのは何故ですか

新卒での頻出度:無
中途での頻出度:高

これは候補者の状況によって左右されます。

しかし、もし退職済なのであれば、必ずと言って良い程聞かれる質問です。

何故なら、在職したまま転職活動した方がブランクが空くこともなくノーリスクだからです。

したがって、企業がこの質問をする意図は「判断に合理性があるかどうか」に尽きます。

 

転職理由を教えてください

新卒での頻出度:無
中途での頻出度:かなり高

最重要事項です。これを聞くために面接しているようなものです。

採用側は何故候補者が転職に踏み切ったのか漠然とした不安を抱えています。

そのため、後ろ向きな理由ではなく、今後のキャリアを鑑みた上で前向きな決断を下したということをアピールできれば問題ないでしょう。

 

自身の長所が活きた経験はありますか

新卒での頻出度:中
中途での頻出度:中

候補者の適性を裏付ける具体例を聞いてくるパターンです。

自社で候補者を採用することのメリットを確認するための重要な判断材料となります。

 

弊社の志望動機を教えてください

新卒での頻出度:高
中途での頻出度:

今回のブログで最もお伝えしておきたいのはこの質問です。

先述した通り、新卒時代の就活は判断材料に乏しいため、就活生の熱意が評価される傾向にあります。が、中途の場合は実務経験重視ですので、その企業を選んだ理由よりも、人物像を深掘りしていくことにウェイトが置かれるのです。

また、余程の物好きでない限り、本当にその企業でなくてはならない理由などあるわけがなく、企業側としても聞くだけ時間の無駄だと考えているのでしょう。

 

入社後どのようなキャリアプランを想定していますか

新卒での頻出度:中
中途での頻出度:高

この質問は、将来が漠然としている新卒時代では、あまり聞かれませんでしたが、中途では定番の質問です。

この質問では、「企業が進む方向性と合致しているか」と「長く貢献してもらえそうか」という二つの軸が絡んでいます。

 

他にどのような職種に応募されていますか

新卒での頻出度:高
中途での頻出度:高

中途ではこの質問に対する回答をおざなりにしてしまう方も多いと思います。私もその一人であり、この質問に対する回答でお見送りになった企業がありました。

この質問での意図は「企業選択に軸を持っているか」につきます。そのため、幅広い職種に応募している旨を伝えてしまうと、軸がブレブレであると判断されてしまいます。

事実幅広い職種を受けていても、面接の受け答えにおいては絞って回答した方が吉です。

 

最後に何か質問はありますか

新卒での頻出度:高
中途での頻出度:高

新卒でも中途でも鉄板の質問です。

しかし、当然ながらWeb上で調べればすぐ分かることを投げかけるのはナンセンスです。

ビジネスにおける質問とは、まず自分の理解を示し、それでも漠然としている部分を確認することを指します。

面接官が回答に困窮するような質問はアピールとはならず、むしろ逆効果となるのでやめましょう。

 

以上、いかがだったでしょうか。

本記事の内容はYouTubeチャンネルでも分かりやすく説明しておりますので、お時間のある方は参考にしていただければ幸いです。

 

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また、本ブログでは、「面接のタイプ分類」や「面接でのお見送り理由」も公開しております。参考までに、是非ご覧ください。

 

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