どうも、みーくんです。
早くも12月に突入しましたね。今年もあと一ヶ月ですが、振り返ってみると「決断」が多かった一年でした。会社への復帰を目指したリワーク活動、そして正式復職のための試し出社、転職活動等目まぐるしく環境が変化していきました。一連の流れの原因には人生の目的を見誤ってしまったところにもあると考えています。本日はそんなお話です。
志望動機は「手段」としての動機である
私は現在、転職活動中ですが面接の場、特に役員クラスになると「会社を志望した動機」を深堀りされます。いわゆる「通過するための対策」であれば、作り込めば良い話ですが、考え方によっては目指すべき方向も異なり、オリジナルの動機を導き出すことができると考えています。
「内定」を獲得することに必死になれば、表情そして姿勢等から見透かされてしまう場合が多いです。企業は即戦力として活躍できる人材か見極めるために求職者のキャリアイメージを聞き出してきます。転職理由と志望動機、そして入社後のキャリアイメージが一貫していないと企業側から不十分であると判定される可能性が高くなります。
志望動機を定めるための方法として、自分の選択に対して常に「なぜ」と言い聞かせ、理由を深掘りしていくことが効果的であると考えています。そして深堀りしていった先には必ず「人生の目的」に帰結します。人生の目的を元に手段として会社を選べば、ベースが強固なものとなっているので、どんな質問に対しても一貫性を持って答えることができます。
人生の目的を叶えるためのプロセスとキャリアプラン
この「人生の目的」または「仕事の意義」は見つけるまでに膨大な時間がかかり、そもそも実際に仕事をしてみないと分からない部分がありますが、転職活動をしているうちに徐々に明確になってきました。
新卒時代は「世間体」と「お金」といった表層的な部分が目的の大半を占めていました。しかし、外見だけ気にしてきた人間はいずれ潰れていくということを経験ベースで学びました。私にとって貯蓄は安心を生みますが、人生の目的ではなかったのです。
掘り下げていって分かったのですが、私の人生の目的はやはり「社会貢献による自己実現」でした。自分なりの工夫や考えで顧客、そしてその延長線上にある社会に貢献できた時が一番幸せであると薄らながら分かってきました。
人生の目的を叶えるための手段として会社で働くという選択肢をとった方が良いというのは前述した通りです。しかし、社員として社会貢献するためには以下のようなプロセスを踏む必要があると考えています。
①自社を知り、自社の存続のために貢献すること
②顧客を知り、顧客の課題解決のために貢献すること
③社会を知り、社会問題の解決のために貢献すること
会社を手段の場として借りるには当然社員として利益を生むことが前提となります。具体的には主に「顧客の固定化」と「他社との差別化」に焦点を当て戦略を考えていくことになります。
顧客の課題解決と社会問題の解決は密接に繋がっているケースもあります。例えば、経済産業省が主導で進めている自動運転の社会実装に対し、自社技術を用いて参画することで、ドライバー不足の解消に貢献する等が考えられます。
会社でのプロセスを確実に踏み、キャリアプランを見定め、最終的には社会に貢献できるように、納得のいく転職活動を実現していきたいです。