どうも、みーくんです。
梅雨の時期と重なり、今度は台風5号が北上してきていますね。関東圏に直撃するかと思っていましたが、日本海側に逸れてくれて一安心でした。
台風による自然災害も恐ろしいですが、それを超える凄惨な事件が人為的に発生しました。今回は、現在日本中を震撼させている「京都アニメーション放火事件」について、現在時点(2019/7/19)での情報と所感を述べていきたいと思います。
平成以降最悪の放火事件
テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』や『けいおん!』で有名なアニメーション制作会社京都アニメーションで大規模な火災が発生しました。場所は京都府京都市伏見区にある京都アニメーションの第1スタジオです。
京都府警察によると、第1スタジオのあるビルには同社の社員や関係者ら74人がいました。この火災により、3階建てビルの1~2階で13人、2~3階の階段で1人、3階から屋上への階段で19人が死亡し、計33人死亡したことが確認されました。
現場にいた京都アニメーションの従業員は「男が『死ね』と叫びながら火を付けた」と供述しています。建物の外に男のものとみられるかばんが落ちており、中から包丁数本が見つかりました。付近の路上に20リットル入りのガソリン携行缶2個があり、京都府警察は男が所持していた可能性もあるとみて調査を進めています。
その後、京都府警察は埼玉県さいたま市見沼区在住の無職青葉真司(41)を容疑者として確保しました。青葉真司容疑者は生活保護を受給中で、精神疾患を患っていたようです。現在は救急搬送され重篤状態のため、事情聴取できない状況となっています。逮捕状取得前の氏名公表は異例ですが、京都府警察は「事案の重大性に鑑みて氏名を公表した」と説明しました。
八田英明社長によると、第1スタジオは普段、専用カードを使って出入りするセキュリティがとられていますが、この日はNHKの取材日だったため、システムを解除していたそうです。また、当日はクリエイターの重鎮が集結していました。74人の内、山田尚子監督、石原立也監督、石立太一監督は安否が確認できました。武本康弘監督の安否が不明で、木上益治監督は死去が確認されました。
所感
実はちょうど明日、私の推しである水樹奈々さんのライブで京都に遠征する予定を立てていましたので、胸糞悪いというのが正直なところです。伏見稲荷神社から近いとのことなので、献花に行こうかと考えています。
放火と断定された事件では平成以降最も死者が多いそうですね。地下鉄サリン事件は死者が13人、秋葉原通り魔事件は死者が7人なので、それらを優に超える大惨事であり、もはやテロとも言えます。どうやら生活保護を受給していたようですが、我々が納めた税金が33人の殺人に使われたと考えると激しく憤りを覚えます。
犯行に及んだ動機を調べてみたのですが、自身を表すキャッチフレーズを京都アニメーションのアニメにパクられたと思い込んでしまったことが原因のようですね。
以下は未確定情報になります。
青葉真司は2012年6月21日に茨城県坂東市弓田の「ココストア岩井弓田店」で強盗事件を引き起こしており、逮捕後懲役3年6ヶ月の実刑判決が言い渡された。刑務所を出所した後、更生保護施設に入寮。その後、現在の住所に引っ越した。鉄道オタクで撮り鉄を趣味としており、「バリバリ順光でサクッとバリサク」というキャッチフレーズを含む長文のコピペを5ちゃんねるに投稿していた。ゆえにバリサク君と呼ばれていた。
吹奏楽部をテーマにした京都アニメーションの『響け!ユーフォニアム』の中でバリトンサックスをソロで演奏するシーンが放送されたが、それが「バリサクソロ」として話題になった。この略称は昔からよく使われていたが、青葉真司は自身のキャッチフレーズをパクったと勘違い。京都アニメーションを放火した。
コンビニ強盗の件で保護施設に入寮していたみたいですが、全く更生できていないようです。また、なにやら情報が錯乱していますが、身勝手な理由で33人の命が犠牲になったという事実には間違いないです。精神疾患のため減刑されるという噂も出ていますが、NHKの取材日を狙って計画的に犯行に及んだのですから、自己をコントロールする能力はあったと判断できます。私も精神疾患を患っていますが、同じ患者として恥ずかしいです。
日本が世界に誇る文化であるアニメーションの業界準大手制作会社を消し去ったということで経済損失も大きいでしょう。そして何より世界中のアニメファンを敵に回したという事実を肝に銘じるべきですね。