みーくんの思考世界

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与えられた仕事に対してモチベーションを保ち続けるためには

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どうも、みーくんです。
例年よりも梅雨の時期が長引き、ジメジメとした日が続きますね。昨日も、海の日でしたが、不安定な気候となりました。昨年の海の日は青空が広がる快晴だったので、少し物悲しさを感じます。
さて、今回はマジシャンを兼ねつつ近頃はメンタリストとして脚光を浴びている「DaiGo」が紹介していた「仕事に意義を感じる方法」について述べていきたいと思います。

※彼に関しては、以前本ブログでも取り上げたことがあります。

 

www.miyqun.site

 

紹介内容

私が休職した原因の一つにも、自分が進めている仕事に意義を感じられないことがありました。営業職であるにも関わらず、事務系の作業や営業支援のタスクをこなすことが多く、単調な仕事に対してモチベーションを保ち続けることが困難だったからです。私たちが労働世代である間は、生活に占める仕事の時間的な割合は看過できませんので、優先的に対策するべき課題と言えます。そのような意味でも今回彼が紹介する内容に期待していました。

彼はモチベーションを保ち続けるポイントとして以下の5つを挙げました。

 

自己超越

自分の行動が自分以外にも影響を与えることを指す。自分の仕事が他者に貢献していると、仕事に意義を感じることができる。
単調な作業が多い清掃員を仕事としている男性に対して、「仕事にどんな意味を感じるのか」と質問したところ、「ゴミを最終的にリサイクル業者に渡すことで世の中に貢献できる」と返答を貰ったが、まさにこれが自己超越である。

苦しみ

苦しさがないと仕事に意義を感じられなくなる。スライムとしかエンカウントしないドラクエに面白さを感じないことと本質的には同じ。時々苦しい出来事を乗り越えることが大切。例えば、看護師は末期ガン患者を失った時に初めて、仕事への意義を感じやすい。

瞬間性

仕事の意義をずっと感じ続けることは不可能。断続的に感情を揺さぶられる出来事があるかどうかが大切。突然感情を揺さぶられることで人間は記憶する。後から思い出すことで仕事の意義を感じることができる。そのため、良いことは瞬間的にしか感じられないということを受け入れる必要がある。

想起性

やりがいは後から思い出して感じることの方が多い。リアルタイムでは感じられない。

個人性

自分の仕事に直接関係がない人にも自分の仕事を認めてもらうこと。例えば、当時は売れるかどうかも分からなかった小説家が、友人から書籍を購入したと言われて気分が高揚するという例もある。

 

ポイントで終始するのではなく、方法論に落とし込むとどうなるか

彼は「仕事の虚しさを無くす5つの方法」というタイトルで紹介していましたが、"方法"ではなく"ポイント"に終始している感が否めません。"では、どうすればこれらのポイントを感じられるようになるか"の視点が欲しかったところです。知りたければ有料会員になれってことでしょうかね。ここでは彼が述べたポイントを元に、項目ごとに私が考えた独自の方法を述べていきたいと思います。決して、彼を貶めているというわけではないことをまずご留意ください。むしろ現在まで何度も彼に助けられてきています。
まず①の自己超越です。自己超越で述べられていることはモチベーション論的には当たり前です。問題は、他者に貢献できない仕事をしている現状なのです。一番手っ取り早いのは転職することなのでしょうが、以下を心掛けるだけでも十分変わると思います。

 

・重要度が低くても、個人タスクの範囲での業務プロセス改善や、業務手順の作成といった対策をし、ルーティンワークの質を向上させる。(中長期的な大目標も大事だが、まずは目の前の仕事を着実にこなすことで評価を得る。)

・仕事内容の貴賎よりも、「与えられた仕事をどれだけ効率的且つ完璧にこなすか」で仕事力が図られると考え、仕事があるだけ幸せであると考える。


次に②の苦しみです。適度な苦しみで終わればいいけどね、という話です。遂行している仕事に苦しみしかないことが問題なのです。これは会社内で、気軽に相談することができるソーシャルサポート環境を構築することが重要だと考えています。具体的には、以下の方法を踏むと良いのではないでしょうか。

 

・日頃から「笑顔」と「感謝の言葉」を忘れない。例えば、依頼内容を相手が遂行したかどうかを確認する際に、「○○の件、やっていただけましたか」ではなく「○○の件、やっていただきありがとうございます」と変えるだけで確認をとることができる上、相手の心象も悪くならない。

・サポートを求める相手(直属の上長や同期)に対して日頃から協力的な姿勢を見せる。些細なタスクには進んで取り組む。


次に③の瞬間性です。感情を揺さぶられる出来事がマイナスなものしかなかったらどうすれば良いのでしょう。ずっと我慢しろってことなのでしょうか。スキル向上が望めず、ただ労働力を提供しているだけの職場からは退く勇気が必要になると思います。
④の想起性ですが、これは「後から思い出して感じる」という部分に関して妙に納得しました。
最後に⑤の個人性です。述べられている内容には納得はいきましたが、どうすれば外野の人間に認めてもらえるかが重要になってくると思います。しかし、私は自分の携わる仕事に他人からの見てくれを介入させる必要はない気がするのです。いわゆるマズローが提唱した人間の五大欲求の一つである"承認欲求"に働きかけてのことでしょうが、他人の期待に応える人生は疲れが出ます。私はアドラー心理学の思考が好きなので、"課題の分離"を意識したいです。つまり、

 

・他人の期待の中で生きるのではなく、自分の信念に従って目の前の課題に向き合う

 

ことが最適解な気がします。

以下、アドラー心理学の要点が整理されてある『嫌われる勇気』の書評を掲載しますので、参考までにご覧ください。

 

www.miyqun.site