みーくんの思考世界

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「殺人」ではなく「粛清」としてのベーシックインカム

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どうも、みーくんです。

私は通勤訓練を兼ねて、リワーク施設まで電車で通っていますが、頻繁に人身事故に出くわします。私は朝から小さなストレスをため込みたくないタイプなので、迷惑と感じてしまうのですが、都心なので仕方がないと割り切っています。

今回は人身事故を未然に防いだという話を取り上げるのですが、そのニュースを目にしたとき不覚にもイライラしてしまったので、今回はその一件について思いの丈を赤裸々に述べたいと思います。

 

ベーシックインカムに悪意はない

愛知県名古屋市の高齢者が、踏切の遮断機が降りているにも関わらず車道の上を通行しており、それを見かけた男性が救助したという報道がありました。第一印象としては、男性の勇姿に賞賛を送りたいところですが、私の場合、次第に感情が高齢者への怒りに変わっていきました。何の生産性もなく死んでいくだけの高齢者が原因で人身事故を誘発し、数十万人もの通勤者や通学者に影響を与える寸前だったのです。しかも今の日本はそんな高齢者を年金で支えています。明らかに労働者世代の負担ですよね。そんな現実を変えたいと思うのも無理はありません。ベーシックインカムという概念が脚光を浴びるのも納得がいきます。
ベーシックインカムとは、就労や資産の有無にかかわらず、すべての個人に対して生活に最低限必要な所得を無条件に給付するという社会政策の構想のことです。少子高齢化が加速する今だとそのうち年金制度は自然消滅するので、早々にベーシックインカムに切り替えた方が良いと思います。社会保障を撤廃してベーシックインカムの財源を捻出するため、高齢者殺しと言われますが別に良いのではないでしょうか。その方が社会が幸せになる気がします。ベーシックインカムは高齢者殺しではなく、必要悪です。月に7万円を国民全員に分配すると仮定すると、月に約90兆の原資が必要ですが、厚生年金制度・国民年金制度を撤廃し、それで確保した財源と社会保障を切り詰めて確保した財源があれば実現できるでしょう。しかし以下3点の理由でベーシックインカム案は通りにくいと予想しています。

 

①総人口に占める高齢者の割合が高いので、高齢者こそがマジョリティであり、政治における主権を握っている

②ベーシックインカムはニート生産機なので、インフラ系勤務の労働者が会社辞めてしまうと社会的に大ダメージを被る

③ニートを大量に生産してしまうとGDPも下降するので、経済的にも悪影響を及ぼす

 

ベーシックインカムの代替案は存在するのか

このように、ベーシックインカムは理想論的な一面も持ち合わせています。したがって、現行の年金制度は据え置きにし、他の対策を考えるしかありません。今のところ考えられるのは、以下2点です。

 

①生涯未婚率を下げること(出生率の向上が期待できる)

②賦課方式をやめて、積立方式に変更すること

 

①については、独身貴族という言葉が流行っている以上今後も上昇傾向になると考えられます。本気で下げたいなら社会制裁を加える政策をとるしかないですね。②については、銀行への預金と資産運用で十分に賄えるので、積立方式に変える恩恵は少ないと考える人もいるでしょう。したがって、実現可能性は低そうです。

今後日本はどういう対策をとればいいんでしょうかね。皆さんのお知恵を拝借したいところです。