みーくんの思考世界

自閉症スペクトラム障害、うつ病により休職中の社会不適合者が綴る雑記ブログです。現在は、転職も視野に入れています。

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うつ病の全貌を解明してみる

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どうも、みーくんです。

以前のブログでは、私の性格特性である「自閉症スペクトラム障害」についてご紹介しました。今回は自閉症スペクトラム障害によって引き起こされた二次障害である「うつ病」について、その全貌を明らかにしていきたいと思います。

 

うつ病とは

うつ病とは、脳内の神経伝達物質であるモノアミンが欠乏し、様々なストレス反応を引き起こす精神疾患のことです。モノアミンの内訳は「セロトニン」「ノルアドレナリン」「ドパミン」になります。ロンドン大学精神医学研究所のテリー・モフィット教授による研究によって、セロトニンを司る遺伝子の長さによってうつ病になりやすいか否かを決定づけられることが分かりました。しかし、2017年に数十人の国際的に著名な研究者たちが関わるメタアナリシスが、2003年〜2013年に公表されたうつ病についての調査データを研究したところ、セロトニン遺伝子・うつ病・ストレスという3つの要素の間に明確な関連性は見つけられないことが判明しました。したがって、特定の遺伝子が直接的にうつ病と関連しているとは言えないという結論を出しています。このようにうつ病とは未だに解明されていない部分が多いですが、ここでは原因を「モノアミンの欠乏」に据えた仮説を正しいとする立場をとります。

うつ病の具体的な症状を健常者と比較したものを一例として出すと、以下のようになります。

 

①健常者は自分の将来を希望的に捉えるが、うつ病患者は悲観的に捉える

②健常者は周囲との関係について客観的に考えられるが、うつ病患者は迷惑をかけていると考える

③初めての体験を目の前にした際健常者は熱中するが、うつ病患者は関心を示さない

 

 

もちろん、健常者でも悲観的に捉える人はいますし、初めての事象に興味がない健常者もいます。したがって個人差はあるのですが、症状の「程度」が異なっているということです。

 

うつ病に罹患するまでの一般的な経緯

一定のストレス場面(=ストレッサー)があり、それが性格特性によって悪い方向に解釈され、ストレス反応を引き起こし、それが常態化するとうつ病に罹患する」という経緯をとっていると考えるのが一般的です。

しかし、ここでのストレッサーは悲しい、苦しい出来事だけではなく喜ばしい出来事も含んでいます。アメリカの生理学者であるホームズ(Homes, T.H.)とレイ(Rahe, R.H.)が作成した『社会再適応評価尺度(Social Readjustment Rating Scale SRRS)』によると、ストレッサーの分類は以下のようになっているのです。

 

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表中の「ライフイベント」とは、現在の生活様式に大きな変化を要求する出来事であると定義されています。また、「評価値」とはストレッサーの程度を表しており、値が大きいほどストレスとしての負担が大きいことを示唆しています。ライフイベントはストレス場面やストレッサーであるとも言えます。

例えば、私の事実ベースでご紹介させていただくと、以下のような経緯を踏んでいることになります。

 

◆ストレッサー

私以外でもこなせるような簡単な仕事しか指示されなかった。

◆性格特性(=自閉症スペクトラム障害)

自分がやっている作業が誰の役に立つものなのか分からなくなった。課として大切なタスクであることは分かっていながらも社会人三年目がやるような仕事でもなかったため、恥に感じた。頼まれた仕事をやる人が「私」である理由を感じられなかった。

◆ストレス反応

身体的:頭痛の頻度が多くなった。

行動的:朝所定の時間に起床できなくなった。

心理的:モチベーションがすり減らされていった。

◆うつ病症状

自分はお荷物で周囲に迷惑をかけていると考えるようになり、組織にいる必要性を感じなくなった。

 

このように、うつ病に向き合うためには、「自分にとって何がストレッサーなのか」を洗い出すことが重要です。その上で自分の持つ性格特性を理解しコーピングするべきです。