みーくんの思考世界

自身の経験から転職活動の実態を綴るブログです。必要な情報を必要とするユーザに過不足なく提供できるコンテンツを目指しています。

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集団でしかマウントをとれない負け組

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どうも、みーくんです。

年末に差し掛かり、今年も終わりが近づいてきましたね。昨日で仕事納めだった方も多いのではないでしょうか。

この時期は忘年会シーズンということもあり、飲食業界が活況を呈します。今回はそんな飲食業界が最も恐れるであろう「予約のドタキャン」をテーマにしたツイートが炎上していましたので、その概要を述べたうえで私の所感を述べさせていただきます。

 

ツイート概要

12/25にTwitterで下記のツイートが炎上しました。

(※該当ツイートは削除されましたので、スクリーンショットを以下添付します。)

 

 

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彼女は美容フリーライターとして活動されています。年齢は27歳とまだお若い方です。彼女には、男性・女性の目指すべき理想像が定着しており、頻繁に自身のモテ理論を発信しています。一定数のファンは獲得しているものの、その非常識な言動が周りの気に障り、批判も絶えないそうです。

このツイートに寄せられたリプライとしては「材料費、人件費を無駄にした飲食店の立場を考えろ」というのが総意です。

 

所感

結論から申し上げます。予約のドタキャンは迷惑甚だしいですが、我先にと松下さんに噛みつく人たちも大概だと思います。争い(ここでは炎上)は同レベルの人間同士でしか発生しないとはよく言ったものです。

まず仕組みとして、コースを予約した場合、当日にキャンセルすると、キャンセル料を全額徴収されることがあります。全額とはいかないまでも半額以上は確実に徴収されます。したがって、ドタキャンって店側だけではなくて、当然キャンセルした側も損するんですよ。したがって、今まで松下さんに貢いできた男は自分の意志で、残り2軒分のキャンセル料を払うという決断をしたわけですから、誰も責められないのではないでしょうか。そこを叩くって何か検討違いな気がするんですよね。

美貌に恵まれた上流階級の松下さんと比較して、普段からチヤホヤされずに劣等感を抱いていた女のヘイトが爆発してしまったとしか思えないんですよね。「材料費、人件費の無駄」という名目で、弱みを握られている松下さんに鬱憤を晴らしたかっただけではないでしょうか。精神年齢が高い人なら、不快だと感じてもわざわざ本人にリプライなんてしませんから。ヘイトが溜まっていたからこそ炎上したわけなので、例えば同じ内容をどこの誰かも知られていない量産型女子大生がツイートしてもここまでにはなりません。弱みを握られているからこそ、隙を見つけたら全力で叩きに行く。そして、叩きにいく人たちは総じて一般庶民なので、負け組によるマジョリティが形成されて自らが負け組であることを正当化する。そういうことです。これ、日本人の国民性を俯瞰しているようですね。何か1つのツイートが炎上すると、そのリプ欄を眺めるだけで日本の縮図を観察している気分になります。

そもそも、飲食店側を擁護するのって、飲食業界を負け組だと認識しているからこそだと思うんですよ。事実、飲食業界は人手不足で薄給ですし。そんなにドタキャンが苦痛に感じるなら飲食店で働くのを辞めたらどうですかね。飲食業界なんてブラック業界最前線を突っ走っていますし、得られるスキルも少ないですよ。貴重な資本である身体を崩すだけです。しかも、今の世の中、飲食業界が軒並み潰れても、おそらく庶民には何も困らないと思うんですよね。スーパーで総菜買うなり、自炊するなりできるので。それなのに、最近「飲食業界への理解を深めろ」と強要してくる風潮ありませんか。松下さんのツイートに批判リプライしたとしても、予約のドタキャンを減らす抑止力になんかなりませんからね。飲食店でドタキャンは死活問題とか言われますけど、上流階級はキャンセルするか否かを選べる立場にあるんですよ。ドタキャンを本気で減らしたいなら、デモ活動でもしてみたらどうですかね。渋谷のハロウィンで暴れてる暇があったら、その体力をこちらのデモに回したほうが賢いと思いますよ。動機に合理性を感じますし。

要は、見ていて哀れなので負け組は勝ち組に噛みつかない方が良いということです。負け組であることを正当化している暇があるなら、勝ち組になれるよう努力しましょう。こんなことを述べると、「勝ち負けなんて人それぞれ」と反論してくる人がいるかもしれませんので、その人向けにお答えしておきます。確かに、勝ち負けの捉え方は自由ですが、それは「お前の中ではな」で終始します。もう少し数値化された事実を見る必要があると思うのです。それでも腑に落ちないなら、「Fラン大学の方が東大よりも就活に有利だと思うならそれでいいんじゃない」ということです。数値化された事実は、自分の目標に届けば勝ち組だと思い込む自己満足の世界とは違うんですよ。