みーくんの思考世界

自閉症スペクトラム障害、うつ病により休職中の社会不適合者が綴る雑記ブログです。現在は、転職活動中です。

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【再休職予防】自閉スペクトラム症への対処法

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どうも、みーくんです。

クリスマスですね。私にとっては、何も特別なことはない365日分の1日なのですが、皆さんの枕元にはプレゼントが届いていたでしょうか。

私のサンタクロースはもう消えてしまったみたいです。夢のない話ですね。少しは現実逃避をしてみたいものですが。

ちなみに、サンタクロースが1人だと仮定して、世界の全世帯にプレゼントを送り届けるとなると、ソリを率いたトナカイの出す速度は音速を超え、ソニックブームが発生するらしいです。世界が滅亡するということですね。

前置きが長くなってしまいました。本日は少しブログテーマに回帰した内容にしたいと思います。というのも近頃経済学の話に偏っていたからです。自閉スペクトラム症の人が、復職後再休職を防ぐために講じるべき対策について考えていきたいと思います。

 

自閉スペクトラム症の性格傾向

私は自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder,ASD)という精神障害を持っています。これは病気ではなく、性格であるという特性上完治することはありません。自閉スペクトラム症の二次障害として、他者との人間関係に軋轢が生じ、結果としてうつ病に罹患してしまいました。

ここで注目するべきなのは、特定のストレッサーによって、ストレス反応(=うつ病)を引き起こしたという因果関係を認めてしまうのは浅はかだということです。Aさんにはストレッサーであっても、Bさんにはストレッサーとはなり得ないこともあります。つまり、ストレッサーを「どう解釈するか」でストレス反応の有無が変化するということです。その「解釈の仕方」は「性格傾向」とほぼ同義であると言えます。自閉スペクトラム症の性格傾向を洗い出すと以下のようになります。

 

①自分の考え方、感じ方、生き方こそが正しいとする固執傾向がある。

②基本的に他人を信頼していないので、自分の利益を優先して考える。

③相手の考え方で物事が進むことが嫌だったので、自分の意見を頑なに曲げず、相手の意見を素直に受け入れない。

④周りに流されたくないという思いがあったので、周りに合わせることができず、自我を押し通す。

⑤日本の右に倣えの文化が大嫌いだったため、周りの共感より自分の思考を優先する。

⑥同時並行でタスクを進めることができず、思考が一点集中する。

⑦計画外の事象が発生した際、ストレスに感じてしまう。

⑧興味・関心が偏ってしまう。

⑨興味があると、人並み以上の集中力を発揮する。

 

これらの性格傾向が他者とのミスコミュニケーションを生み出してしまったということです。ゆえに自閉スペクトラム症の性格傾向をケアすることで、ストレス反応としてうつ病が発生するリスクを抑えることができます。

 

再休職予防のために

対処策として、コーピングという概念があります。コーピングとは困難な状況、プレッシャーを切り抜けるために行う「行動」や「考え方」のことです。コーピングはその種類によって二つに大別されます。

 

①問題焦点型コーピング

ストレス要因を解決するためのコーピング。アサーションコミュニケーション、ビジネスコミュニケーション等が挙げられる。

 

②情動焦点型コーピング

ストレッサーによって引き起こされた情動の軽減を図るコーピング。認知行動療法(Cognitive behavioral therapy,CBT)等が挙げられる。

 

①で例示したアサーションコミュニケーションは、相手をないがしろにすることなく、自分の気持ちや考えを穏やかに且つ正確に伝えていく方法のことです。具体的なコミュニケーション方法として、DESC法が挙げられます。DESC法を構成するのは以下の通りです。

 

・D:Describe 自分も相手も共有できる客観的な事実を描写する

・E:Express,Explain,Empathize 自分は何を相手に伝えたいのかを明確にする

・S:Specify 実現可能で具体的な案を複数用意し、相手に提案する

・C:Choose 提案後、相手からの反応に対して返答する際の代替案を多く用意しておく。

 

私事で恐縮ですが、例えば、私は顧客先にメールを送信する際に上長の承認を得るというプロセスを踏んでいました。私は最大限言葉遣いや敬語に注意を払って文面を完成させたのですが、上長からダメ出しをくらい、しまいには「もうメールを送らせないぞ」と脅迫される始末。しかし、そのダメ出しの内容が理不尽で、「承知致しました」ではなく「承知を致しました」だろ、と指摘されたのです。私はついアグレッシブになってしまい、「〇〇さんのおっしゃっていることは理不尽ですよ。他の人に聞いてみたら絶対理不尽と思われますから。」と逆ギレに近い反応をしてしまいました。

この場合、DESC法に当てはめたアサーティブな表現に直すとこうなります。

 

・D:Describe 私の不手際で申し訳ございません。〇〇さんは「承知致しました」ではなく「承知を致しました」の方が正しいとおっしゃいましたね。

・E:Express,Explain,Empathize しかし、私は「承知致しました」でも失礼ではないという認識です。

・S:Specify 他の方からもご意見を賜り、言葉遣いを検討したいのですが宜しいでしょうか。

・C:Choose 

相手がYes

ありがとうございます。では早速意見を頂戴しに行って参ります。

相手がNo

①インターネットでビジネス用語として相応しいか調べてみても宜しいでしょうか。

②(埒が明かないと分かったら)それでは、〇〇さんのおっしゃる言葉遣いで送らせていただきます。

 

ここで大事なのは、事実と主観を分けて述べるということですね。この姿勢は認知行動療法にも通じます。何度も申し上げますが、自閉スペクトラム症は病気ではなく性格特性なので、投薬治療は不可能なのです。したがって、認知の歪みを実践的にケアしていく精神療法が効果的になります。