みーくんの思考世界

自身の経験から転職活動の実態を綴るブログです。必要な情報を必要とするユーザに過不足なく提供できるコンテンツを目指しています。

【スポンサーリンク】

MENU

他者の自己顕示欲を受け入れる姿勢

【スポンサーリンク】

満たされない自己顕示欲

心理学でマズローの5大欲求という考え方がある。これは、人間が持っている欲求を5つに階層化し、低階層の欲求が満たされると高次の欲求を志すという理論である。その5つの欲求の内訳は以下の通りである。

 

・生理的欲求

・安全の欲求

・所属と愛の欲求

・承認の欲求

・自己実現の欲求

 

この中で、特に現代社会で顕著なのは2番目に高次な欲求として挙げられている「承認の欲求」であると考えている。

「可愛い」「頭脳明晰」「足が速い」・・・何でも良いが自分に備わっている長所を人に認めてもらいたいがために、人は自己開示をする。それが人に期待されてなかったとしても、だ。

最近はSNSの発展に伴って、自己顕示欲の強い人間が多くなってきたと感じている。それが著名人やアイドルなら、他者からすれば有益な情報になり得るのかもしれないが、平凡な人間が自己開示したところで、それは誰も求めていない情報である。

簡単な自己紹介程度であれば構わないが、限度を超えた自己開示は他者にとってストレスとなる。というか、本人が思っている以上に周りは期待していない。

人に認めてもらいたい人間は、普段から劣等感に苛まれているからこそ、必要以上に自己開示をするのだと思う。何かひとつでも長所を他者から認められることによって、短所から目を背けているとも考えられる。

対して、自己肯定感の高い人間は長所をひけらかすようなことはしない。自分の価値観で帰結するので、他者に認めてもらう必要がないからである。だからと言って自己肯定感が高くなると人は傲慢になるので、難しいところである。

私は「求められたときに求められた分だけ期待に応えてくれる人」こそが理想であると考えている。

 

折り合いをつけて関わっていく

私は友人付き合いの中でも、自己顕示欲の高い人間を見るとイラッとしてしまうことがある。特に私は利己的な人間なので、不必要な情報は基本的に流している。しかし、私の必要な情報だけが流れてくるほど、世の中都合良くできてはいない。そのため、他者と関わっていくためには妥協することも大切であると感じている。折り合いをつけて賢く生きていく、ということだ。

かくいう私も、ブログというツールを通じて持論を述べている。あくまで自分の思考を整理するという名目でやっているが、自分の意見を主張することは時に他者を悲しませることにもなりかねない。そのため、できる限り中立の立場で携わっていければと考えている。